石垣島遠征 2014/3/2 G
2014-04-01


K氏にナンヨウカイワリが釣れてリベンジ成功となりましたが、やはり気温が低く魚の活性が上がりません。

キャプテンもポイントを変え、ラインを変えながら船を流しますが反応が無く渋い時間が続きます。

そんな時間が一時間ほど続いた頃、久しぶりに魚の気配が。

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T氏にカンモンハタです。

いつもなら飽きるくらいに釣れて来るカンモンハタですが、今回初登場。
そしてカンモンハタ最後の一匹となりました。

前回は一匹も姿を見せなかったのですが、2連続こんな調子なのは本当に初めての経験です。

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もう一枚写真を撮ってみました。
ジョジョ立ちらしいですが、ちょっと腰のヒネリが足りませんね。

この一匹以降、またもや沈黙の時間が続きます。
風は冷たく、空は暗く。
私には、釣れるどころかアタリさえも無く、正直初ボーズを覚悟していました。

そして最後の一流しと思われるタイミングで、浅いリーフから深い落込みへと変化するポイントが前面に現れて来ました。

普段は1〜2メートルの浅場を流すので沈みの早いルアーの出番は無いのですが、何となくバイブレーションにルアーチェンジしてみる事にしました。

浅いインリーフから、落込みに向ってフルキャスト。
5メートルほど沈めて、軽いジャーク、リフト&フォール。
2回目のフォールで食って来ました。

いきなりの強い締め込み。
浅いサンゴの海では魚を掛けたらゴリ巻きが基本なのですが、それを許さない強引な引き。
この下へ入る引きはアジの類では有りません。

メインラインはPE3号なので引き負けはしませんが、リーダーが30ポンドなのでサンゴに触れたら一発で飛んでしまいます。

下へ向う強い引きに対抗して、若干ドラッグを締め込んで対応し一旦止まったものの、段階的にラインを引き出して行きます。

硬めのシーバスロッドは満月。
とは言え、掛けると同時にキャプテンが機敏に船を回してくれたのでもうサンゴに巻かれる心配は有りません。

しばしのやり取りの後姿を見せたのがこの魚。

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キツネフエフキ。
方言でウムナガー、顔つまり面が長い、オモナガー → ウムナガーですね。

良く似た魚で、ムネアカクチビ、方言でチムグチャーと言うのが居ます。

見た目は似ていますが、黄色の唇の分厚い感じと胸鰭に有る赤っぽい点。
それと口の中が名前通りに火のように赤いのが特徴、つまり「胸赤口火」が名前の由来ですね。

また、キツネフエフキは、顔が口まで一直線にニュッと伸びていますが、大型のムネアカクチビは目の辺りが出っ張って来ます。

下の写真が分かりやすいですね。

キツネフエフキ

ムネアカクチビ

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サイズは54センチに届くか届かないか。
サイズはまずまずですが、ご覧のように逞しい尻尾がサイズ以上の強い引きをもたらします。

同サイズの強さで言えば、石鯛を凌ぐとも言われるフエフキダイの仲間らしい引きで楽しませてくれました。

そして、これが最後の流し。
K氏のお土産として立派な魚が追加されて満足です。

港に帰れば調度夕食の時間ですね。
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