付き合いの良い魚達
2012-01-13


南西諸島で釣りをしていると、いつも顔を出してくれる付き合いの良い魚達が居ます。
代表格は下のカンモンハタですね。

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沖縄では、イシミーバイ、奄美大島ではイシネバリと呼びます。
ご存知のようにミーバイ、ネバリはハタ類の総称です。
近くにルアーを通せば、まず間違い無く食って来る魚です。

また内地でハタに良く似たメバルと言う魚が居ますが、こいつの語源がミーバイ、ネバリではないかと想像しています。
沖縄方言では、母音が「え」⇔「い」に、「お」⇔「う」に転化する事が多いですが、それを当てはめてみると。

ミーバイ⇔メーバイ
ネバリ⇔ニバリ
メバル⇔ミバル

何だか似ていますね。
昔は沖縄の海人が遠く東南アジアから本州各地へと進出して漁法を伝えていますので、何らかの影響が有ったのではないでしょうかね?
特に大規模な網漁の発明は糸満海人から伝えられているようですね。

参考HP

大変美味しい魚のようですが、私は未だ食べた事は有りません。
島の居酒屋さんだと、もう少し大きなハタが主体となってしまうようであまり見る事が出来ません。
大変残念です。

次はオグロトラギスです。

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方言名はムチュー。
何だか可愛い名前です。
餌にもルアーにも貪欲に食って来る魚です。
目付きはちょっと悪いですが、良く見ると愛嬌の有る顔をしています。 こいつも美味しく食えるようですが未食です。
内地のトラギス類も美味しいので、こいつも間違いなく美味しいでしょう。

最後はメギスです。

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こいつの方言は分かりません。
良く一夜干しなどで食べるキスに似た細長いメギスという魚が居ますが、そっちの和名はニギスです。
まぎらわしいですが、違う魚です。

この魚は小さいくせにやたらと獰猛な魚で、針を外そうと手を近づけるとカツン、カツンと音を立てて噛み付こうとします。
歯が鋭いので噛み付かれると割と痛い目を見ます。
港内で追いつ追われつ、いつも喧嘩してる黒っぽい魚が居ますが、そいつらがこの魚です。

どの魚もいつも顔を出してくれる嬉しい仲間です。
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