赤城高原SAでの食事を諦め、次のPAを目指しました。
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谷川岳PAです。
谷川岳と言えばどうしても世界一の遭難者、死者を出している魔の山、人食い山の呼称を思い出さざるを得ません。
エベレストよりK2より、どんな世界中の山より多くの犠牲者を出している山が日本に有るのがちょっと不思議です。
ちなみにこの記録はギネス登録されているそうです。
少しだけでもその山容を眺めてみたかったのですが、PAからは見る事が出来ないようでした。
ちょっと残念です。
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朝食はこのPAエリアの名物らしい、モツ煮定食、700円にしました。
これが正解。
味噌の香りも高く柔らかく煮込まれたモツ煮がPAとは思えないクオリティを見せてくれました。
しかも、米が美味い。
私好みのちょっと柔らかめの炊き上がりで、米の甘み、旨みが素晴らしい味わいを出していました。
隣の席のおじさんも米が旨いなあ、とつぶやいていたので私だけの感想では無さそうです。
この店で出されている水は山からの湧き水らしく大変にクリアかつ旨かったのですが、これが美味いご飯を出せる秘密なのかも知れません。
赤城高原のうどんと同じ値段で美味しい定食を食べる事が出来て大変満足な朝食になりました。
さて、出発です。
今回の目的地は新潟、下越地方。
あまり訪れた事は無いエリアなのですが、ポイント開拓を含めてのんびり釣りをする予定です。
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谷川岳を過ぎ、太平洋側と日本海側を繋ぐ関越トンネルを抜けると空気が一気に変わりました。
何故だか分かりませんが、日本海側に出たのに強い熱気と高い湿気を感じます。
雲は低く濃い墨を吹いたような塊がそこかしこに広がり、見るからに不穏な空気を感じさせます。
高速道路を走る間にも、いきなりの土砂降りが始まったり強い日差しが出たり安定しません。
ごつごつとした積乱雲と発達した雨雲を見ている内に遠くに何だか嫌な形の雲らしきものを発見しました。
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竜巻??
この日の数日前、新潟県で待機が不安定になり竜巻が観察されています。
今日もかなり不安定な気配を感じます。
高速道路上で逃げ場も無いので、固唾を呑んで見守りつつ近づいて行くと。。。
単なる工場の煙突でした。
広い農村地帯にポツンと立つ工場。
ホッと胸を撫で下ろしつつ、ちょっとゆるめていたアクセルをようやく踏み込む事が出来ました。
先日の竜巻と言いちょっとタイミングが良過ぎですね。
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