東急大井町線の起点、大井町周辺に食事に行く事が有ります。
この大井町線は大井町から2駅ほど高架になっていて、そのガード下がなかなかディープな商店街になっていました。
いました、と書いたのは耐震工事の為2月末でいっせいに閉店となってしまったからです。
そして3月のある日大井町を訪れる事が有って、かつてのガード下を歩いてみました。
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なかなかの人気を誇った、鳥平さん。
入り口に閉店のご挨拶の貼り紙が張られています。
100メートルほど続くガード下の並びのお店は全て閉店していました。
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そしてこの店。
創業昭和33年、56年の長きに渡り大井町ののん兵衛の味方で有り続けた「浅野屋」です。
この写真の日は2月中旬、立ち退きまでまだもう少し時間が有りますが、閉店を惜しむ常連のお客さんで混んだ店内に入れず、少し並んでから入る事になりました。
写っているのは私の友人二人です。
飲んでいても、この日は常連らしき人々が満席の店内に何度も顔を覗かせ、残念そうに帰って行きました。
好きな店とは言え、私達が通い始めてわずかに数年程度。
やはり年季の入ったお客さんの為に、この日は早めに店を出る事にしました。
そして、3月。
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浅野屋も56年間の歴史に幕を閉じました。
いつも笑顔を絶やさないほんわかした女将さん、そしていつも美味い料理を作ってくれた大将、ありがとうございました。
もちろん閉店してしまう店ばかりでは有りません。
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上手く道路を挟んだ向こう側の店舗に首尾よく移転出来たようです。
このお店とて、創業50年を越える老舗。
これからもまずは100年目指して頑張ってお店を続けて頂きたいものです。
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