三軒茶屋 ラーメン 「茂木」
2013-06-05


強烈に忙しくて、更新が若干滞るかも知れませんが、先日の日記を。

三軒茶屋へラーメンを食べに行って来ました。

目的の店は「茂木」、情報では四谷の「こうや」から暖簾分けされたお店との事です。

茂木

もう20年以上前になりますが、仕事で四谷へ通っていた時期が有りました。

もちろんその頃からラーメンが好きだったのですが、四谷の「こうや」はその時代では数少ない美味いラーメンを出してくれる店で、四谷を訪れる度にこの店で食事をしていました。

その店の流れを汲む店との事で、期待せずにはおれません。

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田園都市線の三軒茶屋駅、関東に住んで30年ほどになりますが、初めて降り立った駅です。

駅を出て246号線沿いに渋谷駅方面へ5分ほど歩くと店が有りました。

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外観からはそれほど大きく感じませんが、中は割りと広くて、カウンター6人くらい、二人がけテーブルが3つ、4人がけが1つの配置です。

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メニューです。
四谷の「こうや」は夜は居酒屋を兼ねていましたが、この店はラーメン主体のようですね。

ラーメンが大変に良心的な値段なのが目を引きます。

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オーダーはワンタンメンです。
餡のたっぷり詰まった大きめのワンタンがゴロゴロしています。
餡はシッカリ香辛料の風味がついたタイプ、かづ屋などもワンタンも美味しいですが淡い味付けなので傾向が違いますね。

タップリのネギと2枚の熱いチャーシュー、なかなか美味そうな構成です。

麺は細めでコシが有りなかなか美味い麺です。
記憶の中の本家の「こうや」では、麺はコシがあまり無いタイプだった気がします。

そしてスープが素晴らしい物でした。
私の好みから言えば、これは明らかに「こうや」を凌駕しています。

スープからはちょっと焼けたような脂の香りと若干の豚骨臭が有り、脂はやや多めでしたが豚の旨味がしっかりと出た実に美味いスープです。

その旨味は濃さで有名な九州トンコツラーメン群と遜色無く、違いは骨から出た乳化したゼラチンの白さが一切無い事くらいです。

醤油ダレは九州ラーメンとは異なるのでもちろん味わいは違いますが、佐賀ラーメンから白濁したゼラチン質を抜くとこのスープに近い味になりそうです。

実に気に入りました。
最近は美味しい店も増え不満の無い店ばかりで嬉しいのですが、決定打が無くなかなかリピートしたくなる店に当る事が有りませんでした。

この店は私のローテーションの一つに入る事は間違い無いと思います。
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