私はラーメンが好きなので、しょっちゅう昼食でラーメンを食べています。

若い頃はトンコツ原理主義者のように、九州トンコツ以外は受け付けなかったのですが、歳を取りアッサリした食べ物を食べるようになったせいか色々なジャンルのラーメンも食べるようになって来ました。

�禺画像]

「かづ屋」五反田店の支那そばです。
あっさりとした口当たりのスープは若い頃だったら決して認めなかったであろうスープですね。

しかし、今では私の最も好きなラーメンの一つになっています。
魚介系の出汁が効いたスープは複雑さを持つ深い味わいで、麺はストレート。

茹で上がった麺を丼に移した後に箸でほぐすのですが、仕上げに麺を箸で持ち上げ一本一本が綺麗に並ぶように整えて供されます。

店員さんの服装もコックさんが着るような白の上下。
店内のステンレスの壁、ガス台、シンク、などなど全てピカピカに磨き上げられて素晴らしい清潔感を見せてくれます。

特に大げさな演出をする訳では無いのですが、丁寧な仕事にはいつも感心させられます。

ここは五反田店なのですが山手通り沿いに目黒店も有ります。
で、何度か食べ比べてみましたが、目黒店のスープの方がやや透明感が有り味わいもわずかに上品さが有るように感じます。

どちらも美味しいんですけどね。
�禺画像]

別な日に行った阪急百貨店の魚です。

ウマヅラハギですね。

普通のカワハギに比べると身がやや柔らかい魚ですが、問題無く美味しい魚ですね。
鍋とか煮付けにすると美味しい魚だと思います。

そう言えば最近、南方のカワハギの仲間であるソウシハギが伊豆などの関東地区で多く見られるようになって来たと聞きました。

ソウシハギ

沖縄ではセンスルーと呼ばれ食用にもされるのですが、内蔵に猛毒を持つ事が有るので大変に危険な魚でも有ります。

ちなみにフグ毒のテトロドトキシンが有名ですが、こいつの持つパリトキシンはテトロドトキシンなどよりはるかに強く、生物界最強と言われているようです。

怖いですね。

関東の人間には馴染みの無い魚なので、食べる時は注意して食べたいと思います。

�禺画像]

オナガダイも有りました。
和名、ハマダイ、沖縄方面でもアカマチと呼ばれ大変に好まれて食べられる魚です。

上品な旨みと甘みを持つ脂が乗るややピンクがかった身を持ちモチモチした食感が有ります。
やや厚手で柔らかい皮の内側が旨みが強いので皮ごと食べるのが私の好みです。

値札が隠れてしまっていますが、こいつは６０センチ以上有ったので５０００円くらいしそうです。

腹いっぱい食べたい魚ですが、ちょっと手が出ないかも知れないですね。