ボート釣りで釣れる魚達 その2
2012-01-17


前回はリーフフィッシングのメインターゲットを紹介しました。

今回はメインは張れないですが、良き脇役を紹介します。
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最初はマトフエフキです。方言ではクサムルー。
興奮すると現れる黒い斑点が特徴ですね。
この魚は割と浅く穏やかな場所で釣れる事が多いようです。
特にアマモが生えているような場所でまとまって釣れて来るようです。
名前の’クサ’は、このアマモ帯を好むから付けられた名前なのでしょうかね。
’クサ’が’草’、アマモを指す方言になるのかはちょっと分からないのですが。

引きは前回紹介したアミメフエダイと似た感じです。
同じエリアで釣れて来るタマンほどのパワーは有りませんが、釣って楽しい魚です。
場所によってはウエーディングでのフライフィッシングのターゲットとして楽しまれているようです。
面白そうですね。

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次はダツの仲間、オキザヨリです。方言でシジャーです。
ダツも何種類かが釣れて来るのですが、コイツは尾の形と背びれの位置からオキザヨリだと考えました。

こいつが居る場所に差し掛かると、はるか遠くからルアー目掛けてジャンプしながら飛び掛って来るのを見る事が出来ます。
掛かってからは頭を振りながらジャンプを繰り返し大暴れしてくれる魚です。
1mを越えて太さが腕くらいになって来るとそのスピードは驚くほどで、ラインで海面を引き裂く強引な引きを見せてくれます。
ただ、この魚の特徴である歯の鋭さ故にルアーの消耗が激しく、数匹釣れたらそれ以上食われないようにルアーを回収するのが無難かも知れません。

何となく感じるのですが、こいつが要るエリアは高い確率で他のターゲットも存在し釣れ始める気がします。
要は餌となるベイトに付いて回遊している場所に当たった可能性が高いと言う事なのかも知れません。
他の魚は海中で見えないのですが、代わりに彼らが水面に躍り出てターゲットの存在を教えてくれているのかも知れないですね。

それとこの魚は釣り上げた後にリリースすると仮死状態と言うか死んだ振りをします。
頭を下にして尻尾を突き出す感じで動かなくなってしまいます。
リリース失敗かと心配してたりしたのですが、毎度毎度の事でしばらくすると立ち直って泳いで行くので心配無用のようです。

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次はイケカツオです。方言でビビダヤと言うようですが実際に聞いた事は有りません。
沖縄にはミナミイケカツオと言うのも居るようですが、こいつは普通のイケカツオだと思います。
オーストラリア辺りで釣れるクイーンフィッシュなどもこの仲間ですね。
結構なファイターでヒラアジの類のようにスピード型のファイトです。

で、この魚の背びれですが、鋭く硬いトゲになっていて、触れると深い傷を負ってしまうので注意が必要です。
棘同士が互いに交差した形で並んでいるので、傷口がギザギザ、グチャグチャになり大変に痛いので用心してください。
また腹びれ辺りにも同様の棘が有ります。
この棘ですが、釣り人の間では刺されて痺れると言う話が多く聞かれて有毒説も有るのですが、専門家は無毒としているようです。
まあ、用心に越した事は有りませんのでご注意ください。

で、次は良く行く食堂での食事など。
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のりば食堂のそば定食です。
そばはネギそばにしてもらった物です。
店の雰囲気、味とも好きで必ず立ち寄る食堂なのですが、島ネギが足りないとの事でメニューからネギそばが消えてしまったのが残念です。

「ボート釣りで釣れる魚達」は、もう少し続きます。
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